養育費シリーズver.2

・ 養育費を公正証書にしておいた方がよい理由を教えてください。

書面に残しておいたとしても、養育費をきちんと払ってくれるかはわかりません。
公正証書とは、公証役場という場所で、公証人の目の前で作成をするもので、単なる書面とは異なります。
公正証書で養育費の取り決めをしておけば、約束どおり支払いをしてくれなかった場合に、差押えの手続きをすることができるのです。

 

 

・ 養育費の金額はいくらが適正なのでしょうか。

父と母が養育費の金額を2人で決めて合意ができるのであれば、いくらと決めても問題ありません。
しかし、離婚となると、養育費の話し合いがきちんとできず、金額も折り合わないことが多いと思います。
そのときには、裁判所で決めていく必要があります。